「癌は誰でもなるもの!でも、まさか自分がなるとは思わないのが癌!」
どうやら、リアルタイムで書いていなかったので面会の方が前後してしまいました。
10日の夕飯後に次男坊と元旦那さんが来て
11日の夕飯後に会社の 飯山さん と 吉田さん がお見舞いに来てくれました。
飯山さん は埼玉へ行ってしまった中国人 周さん からのお見舞いの品々も持って来てくれました。
大阪のお菓子と共に浅草寺の御守りまで入っていました。
とても有難いです。
今回、入院に伴い皆さんから頂いた御守りを全部持って来ました。
携帯や小銭入れにも付けて持って来ました。
こんなにたくさんの方々に気にかけて頂いた気持ちに感謝です。
ありがとうございます。
飯山さん や 吉田さん とも交わす会社のはなしにも花を咲かせました。
吉田さん からは先に来た悪友 井内 から
「大田原さんのお見舞いに行くと励ますつもりが逆に元気もらえるよ!」
と言われたと言っていました。
でも、その元気でポジティブでいられるのは周りの支えがあったからこそです。
有難いです。
体調も順調でもあり週末には退院して大丈夫との許可が出ました。
今は防水テープで保護するので毎日の消毒も無く早くからシャワーも浴びる事ができます。
医学の進歩ですね。
12日土曜日の朝はどんよりと曇っていて外は寒く富士山も隠れていました。
朝食はノルマ達成でもちろん完食です。
しかし、ロールパン3つとはw
しかも、私はジャム派じゃ無いんだよなぁ!
木曜の夜に看護師さんに翌日のシャワーの許可が出ていたので、金曜の朝1番にシャワーを浴びていました。この日も朝食が終えると入浴室の使える8時半にシャワーを浴びに行きました。
まだ服を脱ぐ時に左腕は動かし辛いです。
大きな鏡の前に立ち手術痕を確認しましたが
思っていた胸の凹みは感じないなぁと再度思いました。
明日は退院。
ここでのシャワーも最後になりました。
安室奈美恵ちゃんのDVDも全然見終わりませんでした。
5公演中1公演だけしか見終わらなかったし、持ってきた本など開きもしませんでした。
ドラマや映画を見たりお見舞いに来て頂いた方々と話したりして、なんだか入院生活が快適で居心地良かったです。
癌で手術すると決まり、落ち込むのは手術後にしてやりたい事をやり尽くすつもりで生活していました。
転移もなく初期だからもありますが、ケロッとしている自分に自分でも驚きです。
この日の朝に金曜に初めての抗がん剤治療の為に1日入院された向かいの患者さんが退院しました。
とても明るい方で看護師さんや食事を運んでくれる方々とも明るく会話されていました。
「私覚えてる?この前ここに入院していたのよ。病室もベットも一緒だわ!」
前回入院された方も抗がん剤治療で1日入院でした。
なんとなく、他の病室が満室でもこの部屋に空きがあるのは基本癌患者さんの病室なのかもしれないと思いました。
退院間際に私と隣の患者さんにお水のペットボトル1本づつ渡しながらご挨拶してくれました。
同じ乳癌患者でもある私に
「下着はワコールさんでちょっと高いけど良いのがあるから、病院でくれたパンフレットに出てるわよ。でもね、胸の凹みでパット入れる人もいるけど高いからハンカチ丸めて入れれば全然大丈夫よ。私は気にしないからこのまんまなんだけどね」
と上着を開いて見せてくれました。
スーツケースを見た看護師さんが
「あらっ、なんか旅行みたいねー!」
と言えば
「そーよー、ちょっとした旅行と一緒よ!」
と笑いながら話したりもしていました。
とても小柄な可愛いお婆ちゃん!って感じでした。
とても微笑ましく明るい方で、その前にいらした方とは全然違うタイプでした。
この時しみじみ感じました。
「身は病んでも心まで病まない」
とても大事な事だと。
今日は天気悪いけど明日の退院は天気回復するみたいで良かったと窓の外を眺めているとお昼で食事が運ばれて来ました。
隣の患者さんはまだ食事が取れてません。
なんだか悪い気もして静かにさっさと食べ終わりました。
「入院したら絶対にお見舞いに行くから絶対に連絡ちょうだいね」
と念を押されて言われていたので電話をかけれる場所へ行き二宮の けいちゃん に連絡を入れました。
「今ね連絡しようとしていたのよ。インフルエンザになって治ったと思ったら旦那さんや孫がかかってしまい行かれ無くなってしまったから、退院したら絶対にまた一緒にご飯食べに行くから外出出来るようになったら連絡ちょうだいね」
とまためい一杯念を押されて言われました。笑笑
また早口でいっぱい喋ってました けいちゃん!笑笑
病室に戻りくつろいでいると
「あの、大田原さんいますか?」
聞き覚えのある声がしてびっくり。
約2年前に脳出血で長い闘病生活を送っている友達の みぃちゃん が彼氏の かずまさん と杖をつきながら来てくれました。
まさか来るとは思わなかったのでびっくりしました。
入院中に呼吸が止まり生死をさまよった彼女。
以前よりずっとお喋りも歩くのも上手になっていました。リハビリ頑張っていると言ってました。
彼女は私が苦しんだ時期にずっと話しを聞いてくれてアドバイスもしてくれ、時に相手を叱れる優一の人でもありました。
お互いに病に侵されてしましたけど。
そんな中で誰かの支えが無ければ外出が出来ない彼女が自分の足で杖をつきながらお見舞いに来てくれました。
ちょっとの間の時間ではありましたがとても嬉しかったです。
たくさんの方々に支えられている事を感じずにはいられない入院生活です。
皆さんありがとうございます。
携帯のLINEからメッセージが来ました。
「ぱららちゃん、病室どこ?」
「5階西562 ベット2」
と返信してしばらくすると
「東海大伊勢原?」
「秦野赤十字病院だよ」
「間違えた💧」
なんとwww中学の同級生www
そんなLINEの後、夕飯が運ばれて来ました。
勿論、完食!ノルマはずっと達成してます。
しばらくすると来ました友達。
なんでもサプライズしようと企んでいたらしいです。
私は笑いながら
「自分にサプライズになっちゃってるじゃん!」
彼女らしい!しばらく笑いが止まらなくなりました。
中学卒業以来、何十年と月日を経て再会しました。
一緒に下校した思い出からまた新たな思い出を作ってます。
彼女も私が元気でポジティブな事に驚いてました。
逆に手術の日に私を思って心配がつのり具合悪くなって寝込んでしまったとか。
そんなに思っていただけるなんて有難いです。
彼女と話しをしながら、いかにみんなの支えが今の私を支えているのか感じずにはいられませんでした。
そして、今日走り回って私の為に時間を費やしてくれた事、彼女のちょっとしたドジが私の気持ちをさらに暖かくしてくれました。
もぅ、明日には退院です。
短い入院生活ではありましたが、第1関門を明るい気持ちで通過できる事に感謝です。
自然界のヒーリングで魂を覚醒させ自己実現へ導く!
≪魂のトラウマ解放ナビゲーター≫ の一野瀬陽月です✨ がんと闘いを経て生きる事の凄さと 素晴らしさを皆様にお届けしています。 丹沢山麗の地から 普段の生活を盛り込んでアーカイブしています。
0コメント